結婚相談所の成婚率や料金の仕組みを深堀り!入会前に知っておくべき知識

結婚相談所への入会を考えている独身男女必見!
今回はそんなあなたのためにも、結婚相談所の本質を暴いていきます。
- どのくらいの費用が必要なの?
- 成婚率って実際どうなの?
- トラブルはあるの?
なんて疑問を一気に解消していくので、婚活初心者の人はぜひ参考にしてみて下さいね。
もくじ
まずは結婚相談所について知ろう
それではさっそく、結婚相談所の基本情報からおさえていきましょう。
そもそも結婚相談所とは?
結婚相談所とは、結婚相手を求める独身男女に出会いを提供する場のことを指します。
サービスの内容や質は相談所によって異なりますが、活動プランの作成や悩み相談も含めて、お相手探しをサポートしてくれるのが一般的です。
婚活ブームの影響もあって幅広い年齢層に支持されており、結婚相談所の利用者数は全国で50万人以上に上るといわれています。
結婚相談所のサービスには3つのタイプがある
上記でも触れたとおり、一口に結婚相談所と言ってもサービスの種類は実に様々です。
結婚相談所のサービスは主に3つのタイプに分類できるので、さっそくその詳細を確認していきましょう。
仲人・結婚相談型サービス
仲人・結婚相談型サービスは、専任のスタッフが入会から成婚までを徹底サポートしてくれるタイプです。
専任のスタッフがあなたにピッタリなお相手を紹介してくれるだけではなく、お見合いの日程調整やお断りの連絡なども代行してくれます。
手厚いサポート体制が大きな特徴となっており、忙しくて婚活に割く時間を作れない人や内気な人から人気を博しているサービス内容です。
ただし、サポートの内容や質が優れている分、費用が高額となってしまうので注意しましょう。
世話焼きおばさんのようなイメージが強いですね。
データマッチング型サービス
1番主流となっているのが、このデータマッチング型サービスです。
会員専用サイトに自分のプロフィールを掲載し、PCやスマホを使ってお相手を検索していきます。
お見合いの申し込みや日程調整は基本的に自身で行う必要があり、仲人型のような手厚いサポートはありません。
しかし、何万何十万という会員数の中から自分にピッタリなお相手を検索することができるのは、大きなメリットだと言えるでしょう。
上記の内容から、ある程度自分で行動できる人や必要な時だけサポートを利用したい人に、とってもおすすめなサービスです。
インターネット型サービス
インターネット型の結婚相談所は、入会から成婚といった一連の流れが全てインターネット上で完結する、新しいタイプのサービスです。
基本的に店舗を設けておらず人件費や維持費が発生しないため、リーズナブルな料金設定が大きな魅力となっています。
ただし、店舗が存在しないことから対面での相談やサポートは期待できず、活動の大半は会員に委ねられるので注意しましょう。
結婚相談所の料金の仕組み
結婚相談所にかかる費用は、基本的に高額であるケースが多いです。
支払う側からすると、その内訳がとても気になりますよね。
ここでは、そんな疑問を払拭するためにも結婚相談所における料金の仕組みについて、しっかりと解説していきます。
発生する料金の詳細
まずは、結婚相談所に入会するとどのような費用が発生するのか確認していきましょう。
入会料(登録料)
入会する際に必要となる料金です。
データ登録費やサービスの初期利用料などが含まれます。
経済産業省のデータによると
- 男性は約54,000円
- 女性は約47,000円
が平均金額です。
月会費
活動するために必要となる費用です。
主に会員サイトの利用料やサポート費用などに割り当てられ、毎月発生します。
経済産業省のデータによると
- 男性の平均額は約5,600円
- 女性の平均額は約5,400円
です。
お見合い料
異性とお見合いをする際に必要となる費用です。
お見合いの日程調整などにかかる費用なため、仲人・結婚相談型サービスを基本としている結婚相談所において発生します。
経済産業省のデータを見てみると、
- 男性の平均額は約7,300円
- 女性の平均額は約5,400円
です。
イベント参加料
結婚相談所が主催する、婚活パーティーや婚活イベントへ参加をする際に発生する費用です。
参加は任意となっているため必ず発生する費用ではありませんが、出会いの幅を少しでも広げたい人は意識しておくと良いでしょう。
経済産業省のデータによると、
- 男性の平均額は約6,600円
- 女性の平均額は約5,500円
となっています。
成婚料
結婚相談所が定める成婚退会の条件を満たした際に発生する費用です。
成婚料は、必ずしも必要となる費用ではありません。
しかし、仲人・結婚相談型サービスの結婚相談所はサポート内容が手厚い分、成婚料が発生しやすいです。
経済産業省のデータによると、
- 男性の平均額は約250,000円
- 女性の平均額は約210,000円
と非常に高額なので、しっかりとおさえておきましょう。
結婚相談所によっては入会金0円を謳っている所もありますが、非常に稀だと考えておいた方が良いでしょう。
参考:経済産業省 サービス産業の統計整備・実態把握に関する調査
どんなプランがあるの?
プランの内容は結婚相談所によって異なります。
基本的なサービスが受けられる通常プランの他に、サポートに力を入れた高額プランも存在するケースが多いです。
逆に、サービスのランクを少し下げて価格をリーズナブルにしたシンプルなプランも目立つので、自主的に活動したい人はそちらに目を向けるのも良いでしょう。
その他、
- シングルマザー
- 中高年
- 20代の女性
- ハイスペック男性
を対象とした割引プランを設けているところもあります。
結婚相談所のプランは多種多様なので、自分のお財布や求めるサービスをしっかりと見極めることが大切ですよ。
結婚相談所の成婚率の仕組み
結婚相談所の成婚率の仕組みが気になるという人も、多いのではないでしょうか。
ここでは、普段なかなか知ることができない成婚率の仕組みについてこっそり紹介していきます。
成婚及び成婚退会の定義とは?
結婚相談所における成婚の定義は、残念ながら正確に決まっているわけではありません。
そのため、成婚退会における条件も、結婚相談所によって異なります。
なかには、「3ヶ月以上交際したら」というような厳しい条件を設けているところも…。
- 「プロポーズを了承したら」
- 「お互いの両親に紹介を済ませたら」
といった条件が主流となっていますが、不安な人は入会前にしっかりと確認しておきましょう。
成婚率の見方や仕組み
結論から言うと、成婚率における正式な算出方法は定められていません。
そのため、成婚率は結婚相談所によって算出方法が異なります。
単純に「成婚者数÷会員数」から算出するのは非常に稀です。
現在活動中の人を除いた「成婚退会者数÷総退会者数」から算出するケースが、残念ながら一般的です。
算出方法によって成婚率は一気に跳ね上がることもあるため、成婚率だけに着目して結婚相談所を選ぼうとするのは、あまりおすすめしません。
しかし、
「成婚退会者数10人÷総退会者数20人(成婚退会者10人+未成婚退会者10人)」
で算出して、成婚率50%と掲載する結婚相談所が多いんです…。
結婚相談所の成婚率は残念ながら低め
経済産業省によると、結婚相談所で成婚に至った割合は
- 男性8.4%
- 女性は10.1%
と低めです。
一定期間をもとに算出されたデータなため、このデータだけを鵜呑みにするのは勿体無いですが、少々残念な結果なのは間違いないでしょう。
成婚率が低い理由として様々な問題点が挙げられていますが、1番は理想の高さが原因であると考えられています。
お相手の外見や収入に対して必要以上にこだわったり、お相手の若さを重視したりと理想を挙げればキリがありません。
もちろんモチベーションを保つためにもある程度の理想を抱くことは非常に大切ですが、様々な条件を打ち出してしまうと婚期を逃す恐れもあるので、注意しましょう。
参考:経済産業省 実態・分析編
注意!結婚相談所でのよくあるトラブル
最後に、結婚相談所でよくみられるトラブルをご紹介していきます。
万が一の際に備えて、どのようなトラブル事例が挙げらえているのか、しっかり目を通しておきましょう。
会員vs会員「プロフィール写真と実物が異なる」
会員同士で非常に起こりやすいのが、プロフィール写真と実物が異なる問題です。
これはインターネット上でお相手を検索できる、データマッチング型の結婚相談所に発生しやすいトラブルとして挙げられています。
実際に会うまではあくまでプロフィール写真のイメージが強く残るので、実物と少し違うかもしれないというある程度の心構えは必要なのかもしれませんね。
会員vs会員「来ない」
なんと、お見合い当日になっても来ないというトラブルもあります。
来ない理由は交通機関の影響や当事者の勘違いなどが挙げられており、蓋を開けてみると来ないというより来れなかったというケースもあるようです。
なかには、相談所側がお見合いの日程やお見合い場所を伝え間違えていたことにより、相手が来ないという場合もあります。
もし、15分近く待っても相手が現れない場合は、落ち着いて相談所に連絡を入れましょう。
会員vs結婚相談所「担当の質が悪い」
結婚相談所に向けられたトラブルは、担当の質に関する内容が多いです。
- 上から目線で指摘された
- 全然こちらの要望を聞いてくれない
といったトラブルが多く、なかには「圧が強いから苦手」といった意見も。
大手の結婚相談所であれば申し出によって担当を変更できるケースもありますが、
スタッフの数がもともと少ない地域密着型の結婚相談所では、変更できない場合もあります。
こういったトラブルに見舞われないためにも、スタッフの質は無料相談の際にしっかりと見極めておきましょう。
会員vs結婚相談所「紹介数が少ない」
会員と結婚相談所の間では、紹介数が少ないというトラブルも見受けられます。
紹介数が少ないと出会いのチャンスが減る大きな原因となるので、会員からすると見逃せない問題です。
このトラブルを回避するためには、事前に月何人ほど紹介してくれるのか目安を聞いておくのがベスト!
結婚相談所によっては月〇名紹介するという保証制度を設けている所もあるので、
紹介数が心配な人はそういった結婚相談所に目を向けてみると良いかもしれませんね。
結婚相談所には入会前に知っておきたい知識がたくさんある!
結婚相談所への入会は非常に高価な買い物ですが、思い切って決断する人が増えてきています。
しかし、入会前にある程度の知識を身につけておかないと、理想と大きくかけ離れた婚活に足を踏み入れてしまうかもしれません。
料金や成婚率はもちろんよくあるトラブルにもしっかりと着目して、事前に解決策を模索しておきましょう。